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株式会社三英 欧州事業拡大を目的にスイスに拠点設立


 

 

 

株式会社三英は、1940年に広葉樹材専門業者として営業を開始し、その後千葉県流山市に卓球台専用工場を操業、1962年に卓球台の製造販売会社として設立されました。三英は営業開始当初から、安全で環境にやさしく、かつ使いやすい製品の製造を通してユーザーの健康増進への貢献を目指して来ました。また天然素材やリサイクル素材の利用促進が認められた、この分野でのイノベーターでもあります。

 

業界リーダーとして 
現在では主力製品の卓球台に加え、公園等の遊具・修景施設、各種スポーツ器具の製造販売を行っています。
北海道の卓球台専用工場では、研究開発から製造の全行程を一貫した品質管理のもとに行い、常に高品質の卓球台を製造し続けています。そのため世界卓球選手権大会・オリンピックの公式用具としても選ばれ、また現在ではOEM、自社販売を合わせて国内75%の高いシェアを誇っています。

 

有望なマーケットとしての欧州
2011年9月、欧州での事業拡大を目的にスイスのティチーノ州ルガーノにSan-Ei Swiss SAを設立しました。ドイツ・フランスを始め欧州では長年卓球が盛んで、その需要は日本の10倍とも言われ、三英の高品質製品の有望なマーケットとして期待されています。欧州拠点としての最適な場所を決めるにあたり、将来のニーズを慎重に検討し、イタリア国境近くスイス南部のイタリア語圏ティチーノ州ルガーノにオフィスを設置することになりました。
三英・管理部一戸氏は「現在オフィスにはイタリア人の責任者のみが勤務していますが、彼は以前より欧州で卓球台を販売していた縁で、この会社設立に際して責任者の任を依頼しました。彼がイタリアの自宅に住みながらルガーノのオフィスへと通勤できるということも、この地を選んだ理由のひとつですが、スイス外国企業誘致局やティチーノ州及びルガーノ経済開発局の充分なサポートにより、場所選定のための調査や会社設立の諸手続きが順調に行われました」と話しています。


有利な税制と保税倉庫の活用
グローバル企業にとってスイス及びティチーノ州の有利な税制に加え、スイスを選択した主な要因は、欧州の中心であるスイスは理想的な輸送、流通、マーケティングの拠点であり、また様々な
メリットがある保税倉庫が近くにあることも決め手となりました。保税倉庫は、輸入手続きをせずに商品を一時的にスイス国内の保管場所に留め置くことができ、そのため保管中は関税や他の税金を支払うことなく、欧州各国の市場動向を見ながらの販売が可能になります。商品が欧州各国へ輸出された時に、当該輸入国の関税が課されることになります。


グローバル企業設立への専門的サポート
「会社設立については、スイス外国企業誘致局がスイスでのグローバル企業設立のための専門知識が豊富な会計士や弁護士を紹介してくれ、彼らとの連携の中でイタリア語でのオフィス設置や会社設立手続き等もスムーズに運びました。またティチーノ州及びルガーノ経済開発局でも、三英スタッフに対して的確な助言を与えてくれ、短期間の内にスタートをすることができました」
一戸氏は「欧州では競技用だけでなく、デザイン性を高めた遊技用の卓球台の人気も高く、その需要に合わせて魅力的なデザインの製品を販売し、三英ブランドの浸透を図って行くつもりです」と抱負を語っています。

 

 

 


 

 
最終更新日: 26.04.2012
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